マグナス・サミュエルソンのファンとしてできること——シリーズ3

グッズは買えるのか

結論から言うと、マグナス・サミュエルソン専用の公式グッズショップは現時点では存在しない。ポスターもフィギュアも、「マグナス公認の通販サイト」はない。ただしいくつかルートはある。

IronMind社が制作した「World’s Strongest Arms DVD」はかつて販売されており、ジムでのトレーニング映像、グリッパーの実演、アームレスリングのレクチャーが収録されている。現在はYouTubeで一部が公開されており、フル版は中古市場で見つかることがある。ストロングマンファンの間では伝説的な DVD だ。

ポスターはRedbubbleやEtsyのような海外のファンアート販売サイトで非公式のものが見つかることがある。ただし公式ではないので品質は保証できない。フィギュアは残念ながら確認できなかった。201cm・150kgをフィギュア化するのは、見た目的には正義だと思うのだが。

聖地巡礼はできるのか

マグナスは現在、スウェーデンのエステルイェートランド地方ティーデルスルム(Tidersrum)という小さな集落に住み、兄トルビョルンとともに農場を経営している。地図で見るとリンショーピン市の近郊にある農村地帯で、観光地ではまったくない。聖地巡礼というより、「普通の農村にいる普通の農家を訪ねる」という行為になる。もちろん突撃訪問は絶対にしてはいけない。

ただ、ストロングマンのイベントや映画の撮影でスウェーデンやヨーロッパを訪れる機会があれば、本人と会えることはある。YouTubeには農場のホームツアー動画も存在しており、それだけでも「聖地」気分は味わえる。もう一つの聖地として、2017年にワールズ・ストロンゲスト・マンの殿堂入りを果たしており、その関連イベントへの参加も一つの選択肢だ。

面白い噂とエピソード

「俺はもうきれいだ」発言
薪を割りながらカメラに向かってこう言ったという。「人によっては見た目をよくするためにトレーニングする。俺は強くなるためにトレーニングする。まあ、俺はもう十分きれいだけどな」。世界最強の農夫による、最も堂々とした自己肯定だ。

140kgカールの話
「100kgのカール(アームカール)はそれほど重く感じない」という発言がある。一般人の最大ベンチプレスに近い重量を、片腕で上下させながら「それほどでもない」と言っている。

兄弟の名前問題
「マグナスとトルビョルン。この兄弟の名前の組み合わせは、偉大さのために生まれてきたとしか思えない」というファンの声がある。確かにこの二人、名前だけで北欧神話の登場人物みたいだ。

「薬物なし」論争
ストロングマン界隈では「あの体格で本当にクリーン(薬物なし)か」という疑問は常につきまとう。サミュエルソンは「完全にクリーンで世界最強になった」と公言しており、ファンの多くはその言葉を信じているが、懐疑的な声もゼロではない。ただし、彼の体型は同時代の「明らかにそうでない」選手たちとは確かに異なって見える、とファンは言う。

ネイサン・ジョーンズの呪い説
1995年に腕を折られたネイサン・ジョーンズは後にWWEのレスラーとして、さらに映画俳優(「トロイ」など)として成功した。一方サミュエルソンはグラディエーターの出演を断ってハリウッドに行かなかった。この二人の人生の交差をめぐって、ファンの間では「どちらが正しい選択をしたか」という哲学的な議論が今もたまに出てくる。

ファンとして今できることまとめ

YouTubeで「World’s Strongest Arms」を観る。IronMindのDVDを中古で探す。スウェーデン語が読めるなら地元メディアのインタビューを探す。「The Last Kingdom」でクラパ役のサミュエルソンを観る。

キャプテンズ・オブ・クラッシュのグリッパーを買って、No.4を閉じようとして絶望する。最後のが一番、彼への敬意になるかもしれない。

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この記事を書いた人

tokaijiruのアバター tokaijiru 都会汁代表

都会汁。私は、どこにでもいて、どこにもいない。長い年月を経て、ようやく見えてきた世界の裏側と新しい日常。ここは、私が拾い集めた断片を静かに吐き出す場所。通りすがりのあなたに、何が伝わるかはわからない。

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