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社会
冷蔵庫がなかったから、屋台が生まれた。vol.4
逆説的な話をする。屋台文化が最も豊かに花開いているのは、タイ、ベトナム、台湾、インドネシアといった、かつて「豊かではなかった」国々だ。 なぜか。昔は一般の家庭には日本で考えられるような煮炊きする台所がなかった。今でも現地の人が住むアパート... -
社会
屋台文化を取り戻すことは不可能なのか?シリーズ vol.3
不可能ではない。断言する。ただし、誰かが動かなければ何も変わらない。規制が壁なのではない。動く人間がいないことが壁だ。 帯広という前例がある。北海道帯広市。もともと屋台文化などなかった街だ。あったのは「連売市場」という路地マーケットで、そ... -
社会
本当に屋台文化を終わらせてよいのか〜屋台シリーズ vol.2
1985年の映画「タンポポ」という作品がある。伊丹十三監督、宮本信子主演。売れないラーメン屋の女将タンポポが、カウボーイハットのトラック運転手ゴロー(山崎努)たちの助けを借りて店を立て直す、いわゆる「ラーメンウエスタン」だ。屋台ではないが、... -
社会
本当に屋台文化を終わらせてよいのか〜屋台シリーズ Vol1
子どもの頃、漫画やアニメで父親キャラがおでん屋台で一杯やっているシーンを見て「大人になったらこれをやりたい」と思った人は多いのではないか。 カウンターと言えるかどうかもわからない狭い板。見知らぬ隣のおじさんと肩が触れるほどの距離。主人が黙... -
旅
雨のタ・プロームは「ルーインパンク」の極致。アンジェリーナ・ジョリーが愛した廃墟の真実に溺れる。
朽ちる美学「ルーインパンク」の真髄、タ・プロームへ。 せっかくのカンボジア旅行、憧れのアンコールワット。しかし、雨季のシェムリアップは無慈悲だ。突然の豪雨に足止めを食らい、「ホテルで独りUNOでもして時間を潰すか……」とカードを切る準備をして... -
社会
「SDジーンズ」 ジーンズこそがSDGsだと言える理由
「新品が一番美しい」という強迫観念に、僕たちはいつまで縛られ続けるんでしょうか。 買いたての服が数回の洗濯でヨレ、数年でゴミ箱へ向かう。そんな使い捨てのサイクルが、ファッション業界を「世界で2番目に環境を汚す産業」という不名誉な地位に押し... -
魚介
美味しいイカ墨を取るならこのイカに決まり!
イカ墨というものがある。あの真っ黒な液体だ。イカスミパスタで口が真っ黒になって鏡を見て軽く後悔した経験がある人は多いだろう。しかしあれをただの「黒いソース」だと思っていたなら、それは大きな誤解だ。 イカ墨の色素成分はメラニンで、アミノ酸を... -
テクノロジー
インドネシアのクパンの暮らしを支えるTIARA JAYA
インドネシア・東ヌサ・トゥンガラ州、クパン。 この街で新生活を始めることになったら、まずどこへ行くべきか。 オシャレなカフェ? いえいえ、まずはここTIARA JAYA(ティアジャヤ)でしょう。 「家具屋」と名乗ってはいますが、その実態はクパン市民の... -
ライフハック
迷走神経をハックせよ―現代人のための「内なるデバイス」活用術
都会の喧騒、終わらないタスク、そして正体不明の焦燥感。知らぬ間に都会汁を飲んでしまっているのです。 皆さんは知りませんよね?それらに抗うための最強のデバイスが、実はあなたの体内に最初からインストールされていると言う事実を。今回は、現代人が... -
社会
本当に人手不足なのは介護でなく蚕
介護の人手不足が叫ばれている。それは本当のことだ。しかし今、もっと静かに、もっと取り返しのつかない形で消えかけているものがある。 蚕だ。 2025年の全国の養蚕農家数が過去最少の113戸になったことが大日本蚕糸会のまとめでわかった。前年から21戸減...