強炭酸にはご注意を

私は炭酸水が好きだ

日常の飲み物はすべて炭酸割にしているし、洗顔や歯磨きも炭酸水。お風呂も炭酸水。炭酸水無しの人生など考えられない。

炭酸水は必需品

そんな私だが、気の抜けた炭酸が大嫌いで「強炭酸」をうたっておきながらあっという間に抜けてしまう炭酸水(しょんべん炭酸、と私は呼んでいる)に何度がっかりさせられたことか。

富山県にある炭酸メーカー「手抜産業」で10年ほど炭酸水を買ってきたが、炭酸水の炭酸が抜けてしまうたびに苦情の電話をかけてきた。「気の抜けた炭酸はただの水」と書いた手紙を毎日送り、ファックスを送り、駅前でビラを配った。大きな旗に書いて背中にくくりつけ、自転車で日本一周したこともある。

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1日1ケースは欠かさず注文し手抜産業の炭酸販売実績の97%を占める超お得意様なので手抜社長も我慢に我慢を重ねてきたが、ある日「もう私の我慢が楽天アンリミット!!」と訳の分からないことを叫び、絶対気の抜けない炭酸を開発すべく試作品室に閉じこもった。

ある日手抜産業から「かつてない最強の強炭酸水できました!」との手紙が届き、さっそく注文。6ケース注文したのだが、無事に届いたのは半分の3ケース。運搬中のトラックの中、運送会社の営業所、宅配トラックに積み込む最中に強すぎる炭酸が災いしてひと箱ずつ爆発。

炭酸水は必需品

無事に届いた炭酸を飲もうとペットボトルの蓋をひねるとあまりの衝撃に窓ガラスが割れ、連鎖的に次々とペットボトルが大破。衝撃で床に倒れこんだところへ天井のシャンデリアが落下してきてお尻に刺さった。いま集中治療室でこの文章を書いている。ひどい目にあったが手抜社長には感謝している。また新たに6ケース注文しておいた。早く退院してあの炭酸水を飲みたい。

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