ボルネオ島の最果て。泥と湿気にまみれた「SMART」な給油所が、ジャングルの命脈を握るという話。

結論から言おう。インフラの価値は、その孤立無援さに比例する。ボルネオ島のスカウ集落周辺において、ある給油所は極めて重要、かつ代替不可能な生命線(インフラ)と言えます。都会に住んでいると、ガソリンスタンドはどこにでもある便利な施設、くらいに思いがちだが、スカウ集落のような場所では、「存在してくれているだけで、神様仏様のようにありがたい存在」になるのだ。

マレーシア・ボルネオ島サバ州の東部、キナバタンガン川のほとりに佇む「スカウ集落」。州都コタキナバルから車を走らせること6〜7時間、最寄りの都市サンダカンからでも2時間はかかる。かつてはパーム油農園のトラックがハニカム構造のように掘り進めた、泥泥の未舗装路の先にある「世界の果て」だ。

そんな場所に、およそ似つかわしくない給油所がある。名前は『SMART Petrol Station Sukau』。

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tokaijiruのアバター tokaijiru 都会汁代表

都会汁。私は、どこにでもいて、どこにもいない。長い年月を経て、ようやく見えてきた世界の裏側と新しい日常。ここは、私が拾い集めた断片を静かに吐き出す場所。通りすがりのあなたに、何が伝わるかはわからない。

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