Anthropicが開発したAI、クロードに「MCP(Model Context Protocol)」という機能が実装された。外部のアプリやサービスとAIを連携させる仕組みで、メールを読んだり、カレンダーを操作したり、ファイルを管理したりできるようになる。便利だ。恐ろしく便利だ。
そして金融業界が青ざめている。悪意ある指示をAIに読み込ませることで、ユーザーが気づかないまま操作される可能性があるからだ。AIが賢くなるほど、それを悪用する側も賢くなる。
ただ、誤解してはいけない。MCPが特別に危険なのではない。私たちはとっくの昔から、似たようなリスクの上に乗っかって生きている。スマートフォン、クレジットカード、ネットバンキング、SNSのログイン連携。デジタルで便利になったものの裏側には、必ず悪用の入り口がある。
MCPはその新しい形に過ぎない。つまり、誰でもターゲットになり得る。特別に迂闊な人間だけが騙されるわけではない。賢い人間が、賢い仕組みで、気づかないうちに。
ならば竪穴式住居に住もう。電気を引かない。ネットを繋がない。スマートフォンを持たない。クレジットカードも作らない。MCPどころかAI自体と無縁の生活を送る。縄文時代の先人たちは誰一人フィッシング詐欺に遭わなかった。ハッキングされた記録もない。
完璧なイージス生活だ。金融業界の危機感も、AIの脅威も、デジタルの罠も、全部関係ない。竪穴式住居には敵がいない。最強だ。寒いけど。

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