2026年6月– date –
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食
日本の宝、とんぶりを世界へ
秋田県大館市にしか、ほぼ存在しない食べ物がある。とんぶり。直径1〜2ミリの小さな緑の粒だ。 見た目はキャビアそっくりで、食感もプチプチとよく似ている。しかしこれは魚の卵ではない。植物の種だ。 とんぶりとは何か とんぶりはホウキギという一年草の... -
生活
第二の故郷は選ぶ時代だ
南太平洋に浮かぶ島国ツバル。総面積はわずか26平方キロメートル、人口は約1万1千人、国土の最高地点はたった4.6メートルしかない。この小さな国が今、前例のない選択をしようとしている。 気候変動による海面上昇で国土の多くが水没の危機にさらされてお... -
虫
アリは怖いか?
道端でアリを踏んづけても、誰も気にしない。日本のアリは基本的に無害で、かまれても「あ、かまれた」で終わる。だが世界は違う。 オーストラリアのキバハリアリはギネス世界記録で最も危険なアリに認定されており、これまで複数の人を死に至らしめた実績... -
歴史
スリナムの飲み物は、世界の縮図だった
スリナムはどこにあるか。南アメリカの北東沿岸、ブラジルの上にある小さな国だ。人口60万人ほど。公用語はオランダ語。かつてオランダの植民地だった。この国の飲み物を調べると、歴史の複雑さがそのまま出てくる。 ダウェット——ジャワ島からの旅人 街の... -
旅
神々の街の屋根の上で、焼き鳥屋のハウス七味を見つけた話
カトマンズのダルバール広場には、屋根の上に登れる寺院がある。 マジュ・デガと呼ばれるシヴァ寺院で、広場の一角にそびえる石造の基壇を持つ多重塔だ。観光客も地元の高校生も、普通に最上段まで登っていく。 特に柵もない。禁止の看板もない。ただそこ... -
社会
ボルネオ島の最果て。泥と湿気にまみれた「SMART」な給油所が、ジャングルの命脈を握るという話。
結論から言おう。インフラの価値は、その孤立無援さに比例する。ボルネオ島のスカウ集落周辺において、ある給油所は極めて重要、かつ代替不可能な生命線(インフラ)と言えます。都会に住んでいると、ガソリンスタンドはどこにでもある便利な施設、くらい... -
哲学
ベンサム先生、いいねの数で幸福は測れますか
ジェレミー・ベンサムは1832年に死んだ。 しかし今も、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)のガラスケースの中に座っている。自分の服を着て、杖を手に、蝋で作られた頭を乗せて。 ベンサムはこの「自己像(オートアイコン)」を遺言で指示した。... -
歴史
カイロのトラムは、なぜ消えたのか——そして、何を失ったのか
カイロにかつて、アフリカ最大のトラム網があった。 始まりはベルギー人だった 1894年、カイロ市議会はベルギーの会社にトラム敷設の権利を与えた。 1896年8月1日の朝、最初のトラムが走った日、カイロの人々は家から飛び出してその「怪物」を見物した。子... -
エッセイ
数字に追われる日々、やめませんか?
時間、ノルマ、いいね数、フォロワー数、偏差値、貯金額、体重、カロリー。 現代人は朝起きた瞬間から数字に管理されている。 そんな生き方にうんざりしたあなたに、ひとつの解決策を提案したい。 ピダハンになればいい。 ピダハン族はブラジルのアマゾン... -
雑学・トリビア
世界のヘンな数え方選手権
「1、2、3…」 数を数えるだけのはずなのに、世界にはとんでもない数え方をしている人たちがいる。 大分県:12時まえ10分問題 まず日本から。 大分県では11時50分のことを「12時まえ10分」と言う。標準語なら「12時10分まえ」だ。 「まえ」の位置が違う。た...