-
テクノロジー
男はつらいよ全シリーズの浪曲化に挑む、鬼才・玉川太福の軌跡を見逃すな
浪曲を知っているだろうか?知らなくていい。しかし玉川太福(たまがわだいふく)という名前は、覚えておいたほうがいい。 浪曲は明治時代に生まれた話芸だ。落語、講談と並ぶ「日本三大話芸」のひとつだが、テレビの登場とともに衰退し、長らく「高齢者の... -
旅
エチオピア・ダラケベレとは?行き方・見どころ・注意点まとめ【2026年】
ここは「選ばれし者」の聖域 400年不変のリアル: 現代から隔絶された、石造りの要塞集落(コンソの文化的景観)。 到達難易度「極」: 空路、陸路、そして古の儀式。物理的にも精神的にもアクセスは困難。 2026年の現実: ロマンだけでは渡れない。治安・... -
歴史
槍中村は本当に強かったのか?
戦国時代に「槍中村」と呼ばれた男がいた。中村高続。三好氏に仕えた武将で、数々の武功を立てたことから「槍中村」の異名で恐れられた。その特徴は、猩々緋の陣羽織と唐冠金纓の兜。戦場でその姿を見た敵は恐れ慄いて戦わずに逃げてしまったという。猩々... -
社会
とらやをもう一度。屋台シリーズ vol.5
1975年の映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」に、伝説のシーンがある。旅先でお世話になったサラリーマンから、寅さんが高級メロンをもらった。当時メロンといえば、入院のお見舞い品か仏壇のお供えにしか登場しない超高級品だ。庶民はバナナがせいぜいだ... -
社会
冷蔵庫がなかったから、屋台が生まれた。vol.4
逆説的な話をする。屋台文化が最も豊かに花開いているのは、タイ、ベトナム、台湾、インドネシアといった、かつて「豊かではなかった」国々だ。 なぜか。昔は一般の家庭には日本で考えられるような煮炊きする台所がなかった。今でも現地の人が住むアパート... -
社会
屋台文化を取り戻すことは不可能なのか?シリーズ vol.3
不可能ではない。断言する。ただし、誰かが動かなければ何も変わらない。規制が壁なのではない。動く人間がいないことが壁だ。 帯広という前例がある。北海道帯広市。もともと屋台文化などなかった街だ。あったのは「連売市場」という路地マーケットで、そ... -
社会
本当に屋台文化を終わらせてよいのか〜屋台シリーズ vol.2
1985年の映画「タンポポ」という作品がある。伊丹十三監督、宮本信子主演。売れないラーメン屋の女将タンポポが、カウボーイハットのトラック運転手ゴロー(山崎努)たちの助けを借りて店を立て直す、いわゆる「ラーメンウエスタン」だ。屋台ではないが、... -
社会
本当に屋台文化を終わらせてよいのか〜屋台シリーズ Vol1
子どもの頃、漫画やアニメで父親キャラがおでん屋台で一杯やっているシーンを見て「大人になったらこれをやりたい」と思った人は多いのではないか。 カウンターと言えるかどうかもわからない狭い板。見知らぬ隣のおじさんと肩が触れるほどの距離。主人が黙... -
旅
雨のタプローム、石と木が抱き合うルーインパンクの夜に
せっかくのカンボジア旅行、あこがれのアンコールワット。しかし雨季のシェムリアップは、突然の豪雨に見舞われることがある。「雨が降ったらホテルで一人でUNOでもするしかないか……」待ってほしい。雨でこそ真価を発揮する場所がある。タプローム遺跡だ。... -
社会
「SDジーンズ」 ジーンズこそがSDGsだと言える理由
「新品が一番美しい」という強迫観念に、僕たちはいつまで縛られ続けるんでしょうか。 買いたての服が数回の洗濯でヨレ、数年でゴミ箱へ向かう。そんな使い捨てのサイクルが、ファッション業界を「世界で2番目に環境を汚す産業」という不名誉な地位に押し...